外壁の下地にはセメントボード

セメントボードの特性

セメントボードの特性

(1) セメントボードの耐水性

 

外壁材は、「水に強いこと」が、必須条件です。

 

ですが、材料によって強い、弱いの差は出てきます。

 

セメント系のデラクリートは、
木片や有機物を含まず、無機系原料だけから構成されているので、
吸水による変化が少ないのですが、
最も吸水による変化率が少ないのは「モルタル」です。

 

モルタルは、いったん固まってしまうと、
その後、いくら水にあたってもそれ以上伸びたり
縮んだりする事がありません。

 

モルタルが今まで使われてきたのは、
このような特性があるためだということが分かります。

 

(2) セメントボードの可とう性と衝撃吸収性

 

可とう性とは、その材質のしなやかさのことです。

 

デラクリートの場合は、荷重を増やしてもしなやかにたわんでいきます。

 

ですが、その他の材料の場合はたわみがすくなく、
荷重を増すと、ある時点で破壊されてしまいます。

 

デラクリートのしなやかさは、マイクロクラックの存在がポイントになっています。

 

セメントボードの内部の芯材は完全に硬化しておらず、
疎の状態になってるため、
外部から力が加わると、セメントボードの内部で
微小なクラックが無数に発生し、しなやかさを発生させます。

 

セメントボードの持つこのような特性は、
鉄骨造の建物では重要なポイントになります・

 

(3) セメントボードの耐凍結融解性

 

凍害とは、材料に吸収された水の凍結と融解が繰り返される事により、
材料の強度低下などが引き起こされる害のことです。

 

凍害への強さを示すものが、耐凍結融解性で、
この耐凍結融解性は、デラクリートが他の材料に比べ、
圧倒的な強さを示しています。

 

セメントボードは、温暖な地方だけでなく、
寒冷地にも適した建材であるといえます。

 

(4) セメントボードの幅広い適応性

 

セメントボードシステムとは、
セメントボードを「貼る」、樹脂モルタルのベースコートを「塗る」、
色々な仕上げ材で「仕上げる」という3つのシステムの事です。

 

このセメントボードシステムにより、
色彩や質感に溢れた、しかも優れた機能を持つ外壁を作ることができます。

 

セメントボードは、木造枠組み工法、木造軸組工法は勿論、
鉄骨造にも適用できます。

 

さらに仕上げ材に対しても自由度が高く、
塗り物からタイルや擬石などの貼り物まで、
さまざまな仕上げ材との組み合わせも可能です。


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